5.7 タンジェンシーラインの作成
サイドタンジェンシーラインとボトムタンジェンシーラインを作成します。
まず、サイドタンジェンシーラインから作成しましょう。
基本的には、セクション断面の作成方法と同じです。セクション断面形状は、横方向の曲線でしたが、タンジェンシーラインは前後方向の曲線と考えられるからです。同じように前後方向の点列としてオフセットデータを作成しておき、セクション断面を作成した時と同じ様に[LOFT(ロフト)]メニューを使用してタンジェンシーラインを作成します。
ここで作成する前後方向の曲線は、ほとんどが前半部分と後半部分に分けて別々に作成します。
次の図では、前半部分のサイドタンジェンシーラインを表示しています。十字カーソルが示している制御点はナックルポイントに変更してあります。この位置は、ミジップ並行部分から曲面に切替わる位置で、線の種類が直線から曲線に切替わる位置なので、変曲点として、制御点をナックルポイントに指定しています。必要であれば、この曲線の上部の内側に廻りこむ一つ手前の制御点も変曲点としてナックルポイントに指定します。
同じように後半部分のサイドタンジェンシーラインを作成編集します。
ボトムタンジェンシーラインも同じように作成します。しかし、ボトムライズを持つボトムタンジェンシーラインの場合、正面から見た時にある一定の傾きを持っていますので、この部分に関して[Front(正面)]ビューにて直線化する必要があります。後半部分のボトムタンジェンシーラインも、同じように作成・編集します。
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